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第22章 LOVE Lesson２ Ｄ

はぁぁぁ〜！
笑われてしまったぁ〜！

セックスのレッスンなのに表現が色っぽくなかったかしら。

まだ肩を小さく揺らしているマサキに、羞恥心が一気に込み上がってくる。

ダンディなマサキがこんな笑うなんて…
私相当変なこと言っちゃたんだ。

笑い終わったマサキが、目を細めたまま私の方に向き直る。

まともにマサキの顔が見れなくて、両手で自分の顔を覆うとしたら――――

「本当に可愛いね…君。もっとお腹一杯にしたくなるね」

マサキは口元を押さえていた手で、私の手を捕まえて甘い言葉で囁いた。

「っっっ！！」

艶っぽいバリトンでちょっとＳポク言われた台詞に、ハートのみならず子宮もプルプルしてしまう。

口を半開きにしてフリーズしている私の口端にマサキは優しくキスをして

「無茶はしないから…そのまま楽にしててね」

ひたすら甘く蕩かされる。

「は…いぃぃ…」

マサキに声とキスに安心感に包まれて、心のホックが…

プチッと…
外れた気分になった。