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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
「ふふふ…」
また妖しげな笑みが聞こえて振り返ると、ハナブサは扇子で顔を半分に覆ってレンズの奥の切れ長の瞳を弓形にして笑っている。
ひぃぃぃぃ〜!
何なの〜あの扇子!!
なるべく扇子を視界に入れないように、俯きかげんで畏まって正座した。
「お御足が痛くなりましたら、遠慮なく崩して下さい」
「はい…ありがとうございます…」
ハナブサは気さくに言ってくれたけど、痛くなっても横座りとか出来る気がしない。
「只今お茶を持って参りますので、少々お待ち下さい」
「はい…」
お茶が運ばれてくるほんの束の間が、凄く長く感じる。
何回か来た部屋なのに別世界みたい…。
落ち着かなくてスカートの裾を皺が出来るくらいギュッと握ってしまうと
「スクールのレッスンは、もう慣れましたでしょうか?」
「え…?」
穏やかな声で話掛けられて驚きながら顔を上げると、背筋を真っ直ぐ伸ばして正座しているハナブサの姿が凄く凛としていた。
また妖しげな笑みが聞こえて振り返ると、ハナブサは扇子で顔を半分に覆ってレンズの奥の切れ長の瞳を弓形にして笑っている。
ひぃぃぃぃ〜!
何なの〜あの扇子!!
なるべく扇子を視界に入れないように、俯きかげんで畏まって正座した。
「お御足が痛くなりましたら、遠慮なく崩して下さい」
「はい…ありがとうございます…」
ハナブサは気さくに言ってくれたけど、痛くなっても横座りとか出来る気がしない。
「只今お茶を持って参りますので、少々お待ち下さい」
「はい…」
お茶が運ばれてくるほんの束の間が、凄く長く感じる。
何回か来た部屋なのに別世界みたい…。
落ち着かなくてスカートの裾を皺が出来るくらいギュッと握ってしまうと
「スクールのレッスンは、もう慣れましたでしょうか?」
「え…?」
穏やかな声で話掛けられて驚きながら顔を上げると、背筋を真っ直ぐ伸ばして正座しているハナブサの姿が凄く凛としていた。