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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
ドッキン!
何か…カッコいいかも。
普段こんな綺麗な正座をしているスーツ姿の男性なんて見たことないから、新鮮に思えて見惚れてしまう。
そう言えば、ハナブサも敬語なんだ。
もう一人の敬語を使う美形講師が、頭を過る。
同じ敬語なのに、雰囲気が変わるのも不思議で面白い。
そんなことを考えながらジッとハナブサを凝視していると――――
パッシィ〜ン!
扇子が勢い良く開く音で我に返された。
「ひゃぁっ!」
「どうかされましたか?」
「あ…いえ。ハナブサさんの姿勢がお綺麗だなぁと」
咄嗟で焦った私はまんま思っていたことを言葉にしてしまうと、ハナブサは怪訝そうに目を細める。
しまった…
不快にさせちゃったかも。
口端を引き攣らせて固まりかけた時――――
「お褒め頂き、有難うございます」
ハナブサは柔らかく表情を綻ばせて、背筋を伸ばしたまま深々とお辞儀をした。
何か…カッコいいかも。
普段こんな綺麗な正座をしているスーツ姿の男性なんて見たことないから、新鮮に思えて見惚れてしまう。
そう言えば、ハナブサも敬語なんだ。
もう一人の敬語を使う美形講師が、頭を過る。
同じ敬語なのに、雰囲気が変わるのも不思議で面白い。
そんなことを考えながらジッとハナブサを凝視していると――――
パッシィ〜ン!
扇子が勢い良く開く音で我に返された。
「ひゃぁっ!」
「どうかされましたか?」
「あ…いえ。ハナブサさんの姿勢がお綺麗だなぁと」
咄嗟で焦った私はまんま思っていたことを言葉にしてしまうと、ハナブサは怪訝そうに目を細める。
しまった…
不快にさせちゃったかも。
口端を引き攣らせて固まりかけた時――――
「お褒め頂き、有難うございます」
ハナブサは柔らかく表情を綻ばせて、背筋を伸ばしたまま深々とお辞儀をした。