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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
本格的なお抹茶を頂くのは、高校の文化祭の時以来だ…
作法とかちゃんとしないといけなかしら?
何気にハナブサを見ると
「どうぞ、作法などきにせずお好きなようにお召し上がり下さい」
私の心を見透かすように言ってきた。
うわぁ〜!
ナツが異様に怯えているのも解る気がする。
「すみません…頂きます」
取り敢えず碗の底と側面に手を口元に運ぶ。
抹茶オレなら甘いけど、これは苦いのよね…
きっと…
味のイメージを浮かべながら一口含んだ――――
「うぅっ!甘っ!」
苦いつもりで飲んだ抹茶は、予想を遥かに超えて激甘だった。
更に…
「抹茶の塊が…」
しっかり点てられてなかったのか、粉も塊が甘さの中に苦さを主張してくる。
私の反応にハナブサはナツの方を向いて、眼鏡のレンズを光らせた。
「ナツ…何を入れたんですか?」
どこか冷ややかなハナブサにナツは顔面蒼白になりながら答えた物は――――
「ガム…シロップを…甘いと泡が立ちやすいって聞いた気がして…」
納豆かいっ!?
作法とかちゃんとしないといけなかしら?
何気にハナブサを見ると
「どうぞ、作法などきにせずお好きなようにお召し上がり下さい」
私の心を見透かすように言ってきた。
うわぁ〜!
ナツが異様に怯えているのも解る気がする。
「すみません…頂きます」
取り敢えず碗の底と側面に手を口元に運ぶ。
抹茶オレなら甘いけど、これは苦いのよね…
きっと…
味のイメージを浮かべながら一口含んだ――――
「うぅっ!甘っ!」
苦いつもりで飲んだ抹茶は、予想を遥かに超えて激甘だった。
更に…
「抹茶の塊が…」
しっかり点てられてなかったのか、粉も塊が甘さの中に苦さを主張してくる。
私の反応にハナブサはナツの方を向いて、眼鏡のレンズを光らせた。
「ナツ…何を入れたんですか?」
どこか冷ややかなハナブサにナツは顔面蒼白になりながら答えた物は――――
「ガム…シロップを…甘いと泡が立ちやすいって聞いた気がして…」
納豆かいっ!?