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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
「あっ…」
「おや、レッスン準備が出来たようです。では抹茶の方はまた後ほどご用意致します」
「はい…」
「レッスン、行ってらっしゃいませ」
中途半端になって気不味く思ったが、ハナブサは綺麗に揃えた指を畳に付いて、ご丁寧に私を見送ってくれた。
「行ってきます〜」
いそいそと立ち上がり、不慣れな空気から逃げるように立ち上がる。
レッスン室に向かう通路に差し掛かる前に一瞬振り返ると、私が座っていた場所にナツが項垂れながら正座をしていた。
御愁傷様――――。
これからハナブサに、パッチン!パッチンと絞られるのかな…。
ナツが頑張ってくれているのは分かるけど、ガムシロップ入り抹茶は最悪だった。
結局今回もお茶が飲めないままだったな〜。
他の人のレッスンもこんな感じなんだろうか?
自分のレッスンだけが珍事例なんて知る由もなく、控え室で今日の担当講師を待っていた。
「おや、レッスン準備が出来たようです。では抹茶の方はまた後ほどご用意致します」
「はい…」
「レッスン、行ってらっしゃいませ」
中途半端になって気不味く思ったが、ハナブサは綺麗に揃えた指を畳に付いて、ご丁寧に私を見送ってくれた。
「行ってきます〜」
いそいそと立ち上がり、不慣れな空気から逃げるように立ち上がる。
レッスン室に向かう通路に差し掛かる前に一瞬振り返ると、私が座っていた場所にナツが項垂れながら正座をしていた。
御愁傷様――――。
これからハナブサに、パッチン!パッチンと絞られるのかな…。
ナツが頑張ってくれているのは分かるけど、ガムシロップ入り抹茶は最悪だった。
結局今回もお茶が飲めないままだったな〜。
他の人のレッスンもこんな感じなんだろうか?
自分のレッスンだけが珍事例なんて知る由もなく、控え室で今日の担当講師を待っていた。