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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
「良かったぁ〜!今日がセイジさんで」
安心した気持ちが露骨に出てしまう。
セイジは眉を上げて
「ははは!そんな喜んで貰えるなんて、俺も嬉しいよ。お茶淹れるから座ってて」
戯けた感じで和ませてくれる。
「はいっ!ありがとうございます!」
「さっきのナツがやらかしたみたいだけど、何か飲みたいのあるかな?」
マサキの時と同様、もう報告が上がっているようだ。
抜かりない連携プレーだ。
「そうですね…ちょっと甘かったので、さっぱりとした物で〜」
「了解!ありきたりだけど煎茶にしておこうか?」
「はい!」
茶筒を持って振り向くセイジの笑顔は、お茶のCMでも出来そうなくらい素敵だった。
ありきたりと言ってもスクールで出されるお茶は、高級茶葉を使っているのもあるからか基本美味しい。
きっとナツが点てた抹茶も、良いやつだったんだろうな…。
お茶の準備をしているセイジの背中を眺めながらぼんやりと考えると――――
パッシン!
あの音が幻聴のように耳元で響いた。
安心した気持ちが露骨に出てしまう。
セイジは眉を上げて
「ははは!そんな喜んで貰えるなんて、俺も嬉しいよ。お茶淹れるから座ってて」
戯けた感じで和ませてくれる。
「はいっ!ありがとうございます!」
「さっきのナツがやらかしたみたいだけど、何か飲みたいのあるかな?」
マサキの時と同様、もう報告が上がっているようだ。
抜かりない連携プレーだ。
「そうですね…ちょっと甘かったので、さっぱりとした物で〜」
「了解!ありきたりだけど煎茶にしておこうか?」
「はい!」
茶筒を持って振り向くセイジの笑顔は、お茶のCMでも出来そうなくらい素敵だった。
ありきたりと言ってもスクールで出されるお茶は、高級茶葉を使っているのもあるからか基本美味しい。
きっとナツが点てた抹茶も、良いやつだったんだろうな…。
お茶の準備をしているセイジの背中を眺めながらぼんやりと考えると――――
パッシン!
あの音が幻聴のように耳元で響いた。