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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
私は頷く代わりに、そっと目を閉じた。

ヌチャ…クプ…

雄しべの先が花弁の間を広げていく。

スクール講師たちは根は大きめだからか、口を塞がれるこの瞬間は圧迫感を少し感じてしまうけど――――

この感覚が凄く…好き。

「あ…んんっ…」

根先は括れを過ぎると吸い込まれるように潜り混んできた。

一気に奥まで突き進むかと思ったけど、セイジは根元まで挿れず途中で止まり、身体の位置を変えて顔を見えやすくしてくる。

セイジは私を両腕で囲み上に覆ってきて、前髪を揺らしながら笑顔で見下ろす。

「少し正常位で慣らしてからにするね」

「あっ…はい…」

声を上ずらせながら答えると、セイジは優しく微笑み返してくれた。

普段のセックスだったら、こんな細やかに次の行動を言われたりしない。

むしろ突然ヘンテコなことをされる時もある。

ちゃんと理由と原理と行動を伝えてくれる――――

改めてこれはレッスンなんだと、しんみり感じた。

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