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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
『俺に掴まってて』――――

ドッキン!ドッキン!

胸が高鳴り、おずおずとセイジの背中に腕を回す。

「あ…」

思いの外汗ばんでいる背中と、手のひらに当たった肩甲骨の感触に胸が小さく跳ねた。

セイジはしがみ付いた私の顔を覗き込んで優しく微笑んで

「さっき話していた『迷走神経』付近を刺激するね。Gスポットととは感じ方が少し違うのが改めて解ると思うよ」

「は、はい…」

「じゃぁ…動かすね」

「んっ…ぁ…」

ゆっくりと舵が回さる。

今までは胸も性器も『気持ちが良い』は同じだと思っていた。

ただちょっと襲ってくる感覚の違いぐらいなんだと…。

オーガズムの仕組みを少しだけど知った今…
新たな快楽の扉が開かれていくのかな?

グチュ…クチュ……ヌチャ…

沼地の底を滑るように、棒先の丸みが撫でてくる。

「あぁ…ふわぁっ…はぁぁぁっ!」

Gスポットのジワジワと湧き上がる快感とは違う――――

瞬間にして腰が抜けそうな、衝撃が走った。

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