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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
パッタン――――

セイジ…何か辛いことでもあるのかな?

最後の切な気な表情が頭に残り、気になりながらラウンジに戻ると

「あ〜。やっとこ来たか。たく、アイツのレッスン長いんだよ」

ソファーの背凭れに腕を乗せて、踏ん反り返っているハヤトがいた。

「あれ?  ハナブサさんは?」

畳と野点傘はそのままだけど、ハナブサの姿は見当たらない。

「あぁ〜?  お茶淹れてる。その間に俺が今日はマッサージ担当だから、肩揉んでやる」

ハヤトは相変わらずの俺様ぶりで、何だか偉そうに言ってくる。

前回はコウセイがマッサージ担当だったけど…
ハヤトで大丈夫だろうか?

「はぁ…マッサージ担当なんだね。宜しくお願いします」

恐る恐るソファーに向かおうとすると、ハヤトは腕を組んで立ち上がり

「その畳に上に横になれよ。その方がマッサージしやすいわ」

ニヤリと口端を上げて、不敵な笑みを浮かべた。

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