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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
今までマッサージされるのに、こんなにドキドキしたのは初めてだ。

「跨ぐぞ〜!」

ハヤトの声が背中に降ってきて、腰の付近を跨がれる。

背中に両手が当てられると、服越しにハヤトの手のひらの体温が伝わってきた。

ちょっと…温かくて気持ち良いかも。

ハヤトは背中を数回撫でて凝っている所を探り出す。

結構まともにやってくれるのかもしれない。

そんな淡い期待が浮かんだ瞬間――――

プチッ!

弾ける音と共に、胸に開放感が広がる。

この感覚は…もしや?

ジッと固まっているとハヤトはシレッと

「邪魔臭いから外すわ〜ホック」

さも当たり前のように言ってきた。

さっきハメたばかりのブラのホックをいともやすやす外される。

「えぇぇぇっ!」

肩揉みにはブラホックなんて関係ないじゃない〜!

少し批判的な声を出してしまうと、途端ハヤトの親指がグリグリと凝りの固まりを狙ってきた。

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