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ラブカルチャースクール+α
第23章 LOVE Lesson2 S
「ちぇっ…つまんなね〜の」
ハヤトは渋々と跨いでいた私の上から身体を退かし、放り投げたジャケットを拾い上げる。
両腕で支えるように上体を起こしてハヤトを見やると、シャツの袖を捲り上げたまま無造作に肩にジャケットを掛けて、ラウンジから出て行こうとしていた。
ちょっと強引だったけど、肩は少し楽になっている。
もう少しマッサージして貰いたかったな…。
「ありがとう〜!ハヤト!」
心残りもあるつつ、マッサージ担当の任務をきちんと遂行してくれたハヤトにお礼を言うと
「今度はもっと、気持ち良くしてやるよ」
ハヤトはいつもの不敵な笑みで意味深な台詞を残して出て行った。
次にハヤトに会うのはいつかは分からないけど、今日よりもっと凄いことされそうで、背中がプルっと小さく震える。
ハヤトがラウンジからいなくなった瞬間――――
パッシィィィィン!
「衣類が乱れてらっしゃいますので、お直し下さい」
ハナブサは顔の真ん中に閉じた扇子を立てて、眼鏡のレンズを光らせた。
ハヤトは渋々と跨いでいた私の上から身体を退かし、放り投げたジャケットを拾い上げる。
両腕で支えるように上体を起こしてハヤトを見やると、シャツの袖を捲り上げたまま無造作に肩にジャケットを掛けて、ラウンジから出て行こうとしていた。
ちょっと強引だったけど、肩は少し楽になっている。
もう少しマッサージして貰いたかったな…。
「ありがとう〜!ハヤト!」
心残りもあるつつ、マッサージ担当の任務をきちんと遂行してくれたハヤトにお礼を言うと
「今度はもっと、気持ち良くしてやるよ」
ハヤトはいつもの不敵な笑みで意味深な台詞を残して出て行った。
次にハヤトに会うのはいつかは分からないけど、今日よりもっと凄いことされそうで、背中がプルっと小さく震える。
ハヤトがラウンジからいなくなった瞬間――――
パッシィィィィン!
「衣類が乱れてらっしゃいますので、お直し下さい」
ハナブサは顔の真ん中に閉じた扇子を立てて、眼鏡のレンズを光らせた。