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ラブカルチャースクール+α
第24章 LOVE Lesson2 O
「そっか!そっかぁ〜!うんうん!」
淡白な社交辞令みたいな返事をしたにも関わらず、コウセイ満面の笑顔で喜んでくれている。
「突然驚かしちゃってごめんね!今日は最初に『ぎゅうぅ〜!』したかったんだよね〜。今お茶の用意してるからね」
ラウンジに移動しながら、コウセイはいつも以上にテンションが高く話し掛けてきた。
そんなコウセイに、一つの予想が頭を過る。
もしかして…
前回のレッスンのこと聞いて心配してくれてたのかな?
何となくだけど、なんとなくじゃないような確信に、ほっこりした気持ちで口元が綻ぶ。
ソファーに腰掛けると向かいにコウセイが脚を広げて、前屈み気味に座った。
「今日の体調はどうかな?疲れとか残ってない?」
やはり一番に体調を気にしてくれる。
「はい。前回タクシーを使わせて貰ったし、日にちも経ってるので元気ですよ」
「うん。なら良かった〜。今日も無理にしないでね」
「はい!気を付けます」
コウセイの明るい笑顔に安心感が湧き上がってくると――――
チャンチャララララチャン…
カッポン!
風情のある音楽と、硬質なもので叩いたような音が鳴り響いてきた。
淡白な社交辞令みたいな返事をしたにも関わらず、コウセイ満面の笑顔で喜んでくれている。
「突然驚かしちゃってごめんね!今日は最初に『ぎゅうぅ〜!』したかったんだよね〜。今お茶の用意してるからね」
ラウンジに移動しながら、コウセイはいつも以上にテンションが高く話し掛けてきた。
そんなコウセイに、一つの予想が頭を過る。
もしかして…
前回のレッスンのこと聞いて心配してくれてたのかな?
何となくだけど、なんとなくじゃないような確信に、ほっこりした気持ちで口元が綻ぶ。
ソファーに腰掛けると向かいにコウセイが脚を広げて、前屈み気味に座った。
「今日の体調はどうかな?疲れとか残ってない?」
やはり一番に体調を気にしてくれる。
「はい。前回タクシーを使わせて貰ったし、日にちも経ってるので元気ですよ」
「うん。なら良かった〜。今日も無理にしないでね」
「はい!気を付けます」
コウセイの明るい笑顔に安心感が湧き上がってくると――――
チャンチャララララチャン…
カッポン!
風情のある音楽と、硬質なもので叩いたような音が鳴り響いてきた。