この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール+α
第24章 LOVE Lesson2 O
「鹿…威し…」
「お前、そこまですることはないだろ…」
まさかの行動に呆れるを通り越して感心してしまいそうになったが、コウセイは明らかに呆れている。
「いや!ハナブサさんは畳と野点傘まで用意しましたから!丁度、鹿威しもスクールの備品であったんで聞いたら借りれたんですよ!」
「備品なの…これ?」
色々行き届いているスクールとは思ったけど、鹿威しまであるとは驚きだ。
ナツの熱弁にコウセイは、溜息を吐いて頭を抱える。
「はぁぁぁ〜。これ、ハナブサが入れたんだろ」
「ええっ!?そうなんすか?」
「ハナブサさんが!?」
まぁ、それなら妙に納得だけど…
ビルの中のスクールに、こんな物まで用意させるハナブサって一体何者だろう?
鹿威しを見やりながら、謎が膨らみだした時――――
プルルルル〜!
レッスンのお知らせのコールが、ようやく鳴り響く。
「私、レッスン行ってきます〜!」
「あぁ〜〜!いつの間にかそんな時間に!?無理しないで頑張ってね〜!」
「頑張って下さ〜い!」
笑顔で手を振って見送ってくれる二人を背にして、お笑いモードから抜け出すようにレッスン室に早足で向かった。
「お前、そこまですることはないだろ…」
まさかの行動に呆れるを通り越して感心してしまいそうになったが、コウセイは明らかに呆れている。
「いや!ハナブサさんは畳と野点傘まで用意しましたから!丁度、鹿威しもスクールの備品であったんで聞いたら借りれたんですよ!」
「備品なの…これ?」
色々行き届いているスクールとは思ったけど、鹿威しまであるとは驚きだ。
ナツの熱弁にコウセイは、溜息を吐いて頭を抱える。
「はぁぁぁ〜。これ、ハナブサが入れたんだろ」
「ええっ!?そうなんすか?」
「ハナブサさんが!?」
まぁ、それなら妙に納得だけど…
ビルの中のスクールに、こんな物まで用意させるハナブサって一体何者だろう?
鹿威しを見やりながら、謎が膨らみだした時――――
プルルルル〜!
レッスンのお知らせのコールが、ようやく鳴り響く。
「私、レッスン行ってきます〜!」
「あぁ〜〜!いつの間にかそんな時間に!?無理しないで頑張ってね〜!」
「頑張って下さ〜い!」
笑顔で手を振って見送ってくれる二人を背にして、お笑いモードから抜け出すようにレッスン室に早足で向かった。