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ラブカルチャースクール+α
第5章 LOVE Lesson 2人目
「『かりがね』…?」
「はい…玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを抽出したお茶でして…独特の爽やかな香りと甘みが特徴です。中でも玉露や高級な煎茶の茎は、『かりがね』と呼ばれていて、珍重されているそうです。」
ヤナセは、ゆっくりと説明してくれた。
「色々あるんですね…。」
そんな珍しいお茶を選んでくれたんだ…。
一口含むと、口の中に円やかな甘さが広がった。
「日本茶じゃないみたい…。」
「クス…お気に召して頂けたなら何よりです。」
ヤナセは魅惑的に微笑みながら、私の隣に座った。
ドッキン!
近いっ!
「レッスン…いかがですか?慣れるまで、緊張されるかと思いますが。」
気遣いながら問い掛けてきた表情と声が…とても優しい。
「はい…実際…やっぱり衝撃的でしたが……頑張ります。」
湯飲みを持ちながら答える。
「…ふふ…ご無理はなさらないで下さいね。自分のペースで通って頂ければ、慣れてこられるかと。」
「はい…解りました…。」
敬語…何だか、緊張するな…。
「はい…玉露や煎茶の仕上げ加工工程で、選別機によって新芽の茎だけを抽出したお茶でして…独特の爽やかな香りと甘みが特徴です。中でも玉露や高級な煎茶の茎は、『かりがね』と呼ばれていて、珍重されているそうです。」
ヤナセは、ゆっくりと説明してくれた。
「色々あるんですね…。」
そんな珍しいお茶を選んでくれたんだ…。
一口含むと、口の中に円やかな甘さが広がった。
「日本茶じゃないみたい…。」
「クス…お気に召して頂けたなら何よりです。」
ヤナセは魅惑的に微笑みながら、私の隣に座った。
ドッキン!
近いっ!
「レッスン…いかがですか?慣れるまで、緊張されるかと思いますが。」
気遣いながら問い掛けてきた表情と声が…とても優しい。
「はい…実際…やっぱり衝撃的でしたが……頑張ります。」
湯飲みを持ちながら答える。
「…ふふ…ご無理はなさらないで下さいね。自分のペースで通って頂ければ、慣れてこられるかと。」
「はい…解りました…。」
敬語…何だか、緊張するな…。