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ラブカルチャースクール+α
第24章 LOVE Lesson2 O
和みムードにほっこりと浸っていると、ホズミが急に立ち上がってラウンジに戻るドアを開けた。
「え…」
「レッスン長くなっちゃったから、そろそろ戻らないとコウセイが心配するでしょ〜」
「あ……そうですよね。戻らないと」
確かにかなり時間が経っている。
最初の時も『気が気じゃない…』と言ってコウセイは立って待っていてくれたし。
ちょっと寂しくもあったけど、ここはスクールだ。
講師たちの予定もあるだろうから、感傷的になっていたら申し訳ない。
カップを置いて、バッグのショルダーを掴んで立ち上がる。
「今日はありがとうございました」
レッスンのお礼を言ってお辞儀しようとしたら――――
「きゃっ!!」
突如無重力感が身体に襲ってきて、自分の視界がいつもと違う景色になっていく。
「な、な何っ!?」
「まだ足下覚束ないと思うから、コウセイの所までお届けしちゃう〜!」
ニッコリ微笑むホズミの顔が、間近に来ていて――――
そう私は…
ホズミに『お姫様抱っこ』されていた。
「え…」
「レッスン長くなっちゃったから、そろそろ戻らないとコウセイが心配するでしょ〜」
「あ……そうですよね。戻らないと」
確かにかなり時間が経っている。
最初の時も『気が気じゃない…』と言ってコウセイは立って待っていてくれたし。
ちょっと寂しくもあったけど、ここはスクールだ。
講師たちの予定もあるだろうから、感傷的になっていたら申し訳ない。
カップを置いて、バッグのショルダーを掴んで立ち上がる。
「今日はありがとうございました」
レッスンのお礼を言ってお辞儀しようとしたら――――
「きゃっ!!」
突如無重力感が身体に襲ってきて、自分の視界がいつもと違う景色になっていく。
「な、な何っ!?」
「まだ足下覚束ないと思うから、コウセイの所までお届けしちゃう〜!」
ニッコリ微笑むホズミの顔が、間近に来ていて――――
そう私は…
ホズミに『お姫様抱っこ』されていた。