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ラブカルチャースクール+α
第24章 LOVE Lesson2 O
てか、高い!!
お姫様抱っこなんて滅多にされたことないけど、背の高い人にされると浮遊感が半端ない!
「だ、大丈夫です! 歩けます!!」
ロマンチックな気分より、遊園地のアトラクションに乗らされた感じで緊張する。
「駄目よ〜。ちょっとの距離でも転んじゃったら怪我しちゃうじゃない」
ホズミは唇を尖らせて、私を軽々と運び始める。
「ひゃ!」
下を見ると、かなりの高さに身が竦んで反射的にホズミの首にしがみ付く。
「ふふ……そのまま掴まってって…」
「は…いぃ…」
心なしか天井が近い……。
大丈夫だと思っても、ホズミの首元に押し付けるように頭を埋める。
「そうそう…」
ホズミは優しく囁いて、怖がる私の頭に頬を寄せた。
レッスンで汗を掻いた筈なのにホズミからは変わらず良い香りが漂う。
華奢に見える肩は思いのほか広く感じて――――
逞しい。
ホズミが一歩一歩進む度に、フワンフワンと宙に浮いてるみたいだった。
お姫様抱っこなんて滅多にされたことないけど、背の高い人にされると浮遊感が半端ない!
「だ、大丈夫です! 歩けます!!」
ロマンチックな気分より、遊園地のアトラクションに乗らされた感じで緊張する。
「駄目よ〜。ちょっとの距離でも転んじゃったら怪我しちゃうじゃない」
ホズミは唇を尖らせて、私を軽々と運び始める。
「ひゃ!」
下を見ると、かなりの高さに身が竦んで反射的にホズミの首にしがみ付く。
「ふふ……そのまま掴まってって…」
「は…いぃ…」
心なしか天井が近い……。
大丈夫だと思っても、ホズミの首元に押し付けるように頭を埋める。
「そうそう…」
ホズミは優しく囁いて、怖がる私の頭に頬を寄せた。
レッスンで汗を掻いた筈なのにホズミからは変わらず良い香りが漂う。
華奢に見える肩は思いのほか広く感じて――――
逞しい。
ホズミが一歩一歩進む度に、フワンフワンと宙に浮いてるみたいだった。