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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「前回はホズミが担当でしたね。タクシーも使われてましたが、少しハードでしたか?」
「あ…いえ。基本的ハードな講師の方はいないんですが…敢えて言うなら〜」
「はい?」
「講師の皆さん…テクニックが凄いので……」
『だから確実にイカされる』
とまでは言えずに言葉を濁すと、ハナブサは右手の動きを止めて
「それは、お褒め頂き恐縮です」
舞の稽古みたいに扇子を胸に当てて一礼した。
ハナブサのお辞儀につられて、自分もテーブルにおでこがつきそうなくらい頭を下げてしまう。
テーブルを挟んで二人してお辞儀し合っている所に、人が近寄ってくる足音がした。
ナツだ――――。
お茶を持って来てくれたナツの気配に、頭を上げると
「お二人とも何かの訓練でもしてたんすか!?」
子供のように目を輝かせて、興味津々に聞いてくる。
黙っていればかなりのイケメンなのに、ワンコみたいに懐っこいナツに、思わず『お手』をしたくなってしまう衝動に駆られた。
「あ…いえ。基本的ハードな講師の方はいないんですが…敢えて言うなら〜」
「はい?」
「講師の皆さん…テクニックが凄いので……」
『だから確実にイカされる』
とまでは言えずに言葉を濁すと、ハナブサは右手の動きを止めて
「それは、お褒め頂き恐縮です」
舞の稽古みたいに扇子を胸に当てて一礼した。
ハナブサのお辞儀につられて、自分もテーブルにおでこがつきそうなくらい頭を下げてしまう。
テーブルを挟んで二人してお辞儀し合っている所に、人が近寄ってくる足音がした。
ナツだ――――。
お茶を持って来てくれたナツの気配に、頭を上げると
「お二人とも何かの訓練でもしてたんすか!?」
子供のように目を輝かせて、興味津々に聞いてくる。
黙っていればかなりのイケメンなのに、ワンコみたいに懐っこいナツに、思わず『お手』をしたくなってしまう衝動に駆られた。