この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
ドキドキドキ――――!!
「なんか、凄く緊張してきたんですけど…」
スクールに来るまではホズミ姉さん張りにテンション高かったのに、さっきの神妙なハナブサの目付きが扇子と一緒に頭の中をグルグルと駆け巡っていく。
「ハナブサさんにあんな風に念押しされるって……きょうの講師は今までの人と違うのかな?」
途端、脳裏に妖しく揺らめくヘーゼルが浮かび上がってきた。
慌てて幻覚を消すように、頭を左右に激しく振る。
いやいやいや!
確かにあの講師は魂を抜き取られそうになるけど、辛いプレイをするわけじゃなかった。
『辱め』は受けるけど……。
腕を組みながら悶々としていると――――
カツ! カツ! カツ!!
力強く聞こえる足音が近付いてくる。
あぁぁぁ〜!!
謎の講師がキタァァァァ――――!!
出来たら穏やかで、優しい人でありますように!
組んだ手を解き、両手を顔の前に合わせてドアが開くまで必死で祈る。
ガッチャ!!
一瞬の躊躇いもなく、控え室のドアが勢い良く開け放たれた。
「なんか、凄く緊張してきたんですけど…」
スクールに来るまではホズミ姉さん張りにテンション高かったのに、さっきの神妙なハナブサの目付きが扇子と一緒に頭の中をグルグルと駆け巡っていく。
「ハナブサさんにあんな風に念押しされるって……きょうの講師は今までの人と違うのかな?」
途端、脳裏に妖しく揺らめくヘーゼルが浮かび上がってきた。
慌てて幻覚を消すように、頭を左右に激しく振る。
いやいやいや!
確かにあの講師は魂を抜き取られそうになるけど、辛いプレイをするわけじゃなかった。
『辱め』は受けるけど……。
腕を組みながら悶々としていると――――
カツ! カツ! カツ!!
力強く聞こえる足音が近付いてくる。
あぁぁぁ〜!!
謎の講師がキタァァァァ――――!!
出来たら穏やかで、優しい人でありますように!
組んだ手を解き、両手を顔の前に合わせてドアが開くまで必死で祈る。
ガッチャ!!
一瞬の躊躇いもなく、控え室のドアが勢い良く開け放たれた。