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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「っ!!」
私は目の前の光景に、固唾を飲んだ。
ドアは開いた筈なのに、新たに壁が出来ていている七不思議が起きて――――
「おい! なにボケっとしているんだ?」
いる訳ない!!
てか、デカイ!!
現れた男性は、ドアの縁に頭をぶつけそうなくらい背が高く、肩幅も広くて体格が良い。
この壁みたいな人物が今日のレッスン担当の講師だろうけど穏やかで優しいどころか、鋭い言葉と射抜かれそうな眼光が放たれてくる。
「……あ……の」
何とか挨拶をしようとしたけど、身体が金縛りにあったみたいに固まって、上手く声が出せない。
今だったら、蛇に睨まれたケロケロの気持ちが凄く良く解る。
恐る恐る見上げていると、ビッグウォールは眉間に寄せたシワを更に深くして目を細めた。
ひぃぃぃぃ!
猛禽類にみたい!!
思わず昔みた、鳥類図鑑を思い出す。
――――『イーグルアイ』!!
そうだ! 鷲だ!!
自分の中で勝手に納得していると、ビッグイーグルが近付いてきて
「今日のあんたの担当をするワタリだ」
ぶっきら棒に自分の名前を告げてきた。
私は目の前の光景に、固唾を飲んだ。
ドアは開いた筈なのに、新たに壁が出来ていている七不思議が起きて――――
「おい! なにボケっとしているんだ?」
いる訳ない!!
てか、デカイ!!
現れた男性は、ドアの縁に頭をぶつけそうなくらい背が高く、肩幅も広くて体格が良い。
この壁みたいな人物が今日のレッスン担当の講師だろうけど穏やかで優しいどころか、鋭い言葉と射抜かれそうな眼光が放たれてくる。
「……あ……の」
何とか挨拶をしようとしたけど、身体が金縛りにあったみたいに固まって、上手く声が出せない。
今だったら、蛇に睨まれたケロケロの気持ちが凄く良く解る。
恐る恐る見上げていると、ビッグウォールは眉間に寄せたシワを更に深くして目を細めた。
ひぃぃぃぃ!
猛禽類にみたい!!
思わず昔みた、鳥類図鑑を思い出す。
――――『イーグルアイ』!!
そうだ! 鷲だ!!
自分の中で勝手に納得していると、ビッグイーグルが近付いてきて
「今日のあんたの担当をするワタリだ」
ぶっきら棒に自分の名前を告げてきた。