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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
大きな身体に乗っている顔を見上げたら、思いっきり仏頂面をしている。
その表情に『穏やか』と『優しい』の文字がガタガタと音を立てて崩壊した。
そ、そうよね…
今までの講師みたいな人が毎回続くとは限らないわよね。
「宜しく…お願いします……」
「あぁ…」
喉をヒクつかせ上擦る声で何とか挨拶はしたものの、ギロッと見下ろされ一言だけ淡白に返された。
あぁぁぁ〜。
テンションが一気に急下降〜。
こうなった今あの妖しく光るヘーゼルの瞳さえも、懐かしく思えてくる。
『途中で辛くなりましたら』――――
とのハナブサの言葉の意味が何となく分かってきた。
てか途中じゃなくて、初っ端からかなり辛いです〜!
レッスンを受ける前からギブアップ思想な予感が頭を過ぎった時――――
「お茶…日本茶が好きなのか?」
ワタリは手に持っているタブレットを見ながら私の趣向を確認してくる。
「あ! はいっ。好きです!」
ワタリの喋り方のせいか、なんか体育会系なノリで返してしまうと
「受付でほうじ茶ラテだと?」
ワタリは不機嫌そうに語尾を上げて言ってきた。
その表情に『穏やか』と『優しい』の文字がガタガタと音を立てて崩壊した。
そ、そうよね…
今までの講師みたいな人が毎回続くとは限らないわよね。
「宜しく…お願いします……」
「あぁ…」
喉をヒクつかせ上擦る声で何とか挨拶はしたものの、ギロッと見下ろされ一言だけ淡白に返された。
あぁぁぁ〜。
テンションが一気に急下降〜。
こうなった今あの妖しく光るヘーゼルの瞳さえも、懐かしく思えてくる。
『途中で辛くなりましたら』――――
とのハナブサの言葉の意味が何となく分かってきた。
てか途中じゃなくて、初っ端からかなり辛いです〜!
レッスンを受ける前からギブアップ思想な予感が頭を過ぎった時――――
「お茶…日本茶が好きなのか?」
ワタリは手に持っているタブレットを見ながら私の趣向を確認してくる。
「あ! はいっ。好きです!」
ワタリの喋り方のせいか、なんか体育会系なノリで返してしまうと
「受付でほうじ茶ラテだと?」
ワタリは不機嫌そうに語尾を上げて言ってきた。