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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「止めるなら今の内かもしれない……」
ローブ姿にはなったが、小部屋のドアを開けるのに躊躇いが出てしまう。
いつも予測不可能なレッスンだけど、今日は格別に分からない。
甘い囁きよりもドスの聞いた掛け声とか、飛ばされそうな気がした。
指先がドアノブの前で上下に揺れる。
あぁ…でも、レッスンは凄く優しいかもしれない!!
そう期待を込めて意を決し、ナイフを刺された黒ヒゲゲーム並みに勢い良く部屋を飛び出した――――ら!
ボッフン!
何故かあるはずのない壁が突如現れて、思いっきり衝突してしまった。
「な、何!?」
「遅い。倒れてるかと思っただろ」
壁が喋った!?
――――あ、ワタリだった。
驚いて挙動不審気味に見上げると、ローブ姿のワタリ目の前で仁王立ちしている。
ワタリはスーツ姿とはまた雰囲気が違って見えたが、ローブの方が迫力を醸し出しているように思える。
薄手のローブがワタリの体型をハッキリ縁取り、胸元から見える硬そうな胸筋が本当に迫力のある彫像さながらだった。
ローブ姿にはなったが、小部屋のドアを開けるのに躊躇いが出てしまう。
いつも予測不可能なレッスンだけど、今日は格別に分からない。
甘い囁きよりもドスの聞いた掛け声とか、飛ばされそうな気がした。
指先がドアノブの前で上下に揺れる。
あぁ…でも、レッスンは凄く優しいかもしれない!!
そう期待を込めて意を決し、ナイフを刺された黒ヒゲゲーム並みに勢い良く部屋を飛び出した――――ら!
ボッフン!
何故かあるはずのない壁が突如現れて、思いっきり衝突してしまった。
「な、何!?」
「遅い。倒れてるかと思っただろ」
壁が喋った!?
――――あ、ワタリだった。
驚いて挙動不審気味に見上げると、ローブ姿のワタリ目の前で仁王立ちしている。
ワタリはスーツ姿とはまた雰囲気が違って見えたが、ローブの方が迫力を醸し出しているように思える。
薄手のローブがワタリの体型をハッキリ縁取り、胸元から見える硬そうな胸筋が本当に迫力のある彫像さながらだった。