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第25章 LOVE Lesson２ Ｂ

ワタリの目的はただ一つ――――。

捕食……
いや、早く『挿入』することだ。

だから効率良く、肉筒を濡らしたいのは分かるけど……

マサキみたいな丁寧な愛撫もない！
セイジみたいな甘さもない！
ホズミみたいなムード作りも全くナッシング！！

レッスンとはいえ、ドン引きして濡れるどころか旱魃すらしそうな花園なのに――――

「ふぁぁぁ……あっあぁ……んっくぅ……」

唇同様に執拗に啄ばまれる花弁と果実は、恐怖よりも快感で震えている。

持ち上げられて逆さになっている肉洞の奥の源泉からは、赤い壁から染み出す蜜が飽和して、溢れてくるようにすら思えた。

眩暈に近い感覚でぼやける視界には、Ｖ字の谷間から眉間にシワを寄せて険しい表情で映るワタリ顔が妙に色っぽく見える。

ジュル……クチュ……チュプ……

黒い茂みの奥から卑猥な水音が止めどなく響き渡る――――

それが硬質なワタリの舌先から奏でられているかと思うとギャップ萌えなのか、逆さ吊りの子宮がブルッと震えた。