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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
やだな……
股間に刮目してたなんて、恥ずかしい。

視線を横にズラして、服の山に手を突っ込みながら言い訳をする。

「いや……中々見ない大きさだから」

「そうか?  普通だろ」

「はぁっ!?」

誰と比べて普通なの!?
外人か!!  馬か!?

普段見慣れているから、自分の要塞の規模が分からなくなっているんじゃない??

だから私が無理だって言っても、聞き入れてくれなかったのかしら?

心の中でワタリの基準値に異議申し立てをしてしまう。

思考の大半がビッグキャノンに占領されているせいか、ブラがすんなり見付からない。

「あれ?  ない?」

「これか?」

ワタリは私の心を見透かしたかのように、ゴッチャになった服の山の底から一つ引き抜いた。

ストラップを人差し指の先に引っ掛けて、ユラユラと揺らされるブラジャー。

X線か――――!!

「それ……」

「ふん……一人で着れるか?」

「うん……大丈夫」

「分かった。俺も着替える」

淡々とした会話が終わると

パサッ――――!

ワタリは服の山の上にブラを落として、レッスン室を出ていった。

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