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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B

穏やかな空気が流れたが、その傍らで不満そうにこの光景を眺めている人物が一人――――。
「おい。俺のマッサージはどうなるんだよ」
ハヤトは普段は受付担当が座る向かいのソファーに座り、腕と脚を組んで踏ん反り返る。
「この状態だから、今日は止めておけ。逆に疲れさせる」
「はぁぁ〜? 散々待たされてお役目なしかよ!」
「そういう場合もあるだろ」
「俺のせいじゃないのに、納得いかねぇんだけど」
今回マッサージ担当のハヤトは長引いたレッスンで待たされた挙句、目的のマッサージも出来ない状況になって不機嫌メーターが急上昇しているようだ。
このワタリに、平然と食って掛かってくる。
やだな……
今日はマッサージしなくても、次の時に倍返しされそう……。
楽しそうに凝っている所をグリグリしてくるハヤトの姿が目に浮かぶ。
プルルルル〜!
痛気持ちいのは良いけど、拷問は嫌だ!
今日少しだけでもやって貰った方が、ハヤトの機嫌も落ち着く気がする。
「そうよね〜! じゃぁちょっとだけ肩を揉んでもらおうかなぁ」
「あぁ〜? 何したいの?」
しない方が面倒臭くないだろうに、お願いしてみると、ハヤトは偉そうな物言いの割には口端を上げて嬉しそうに見えた……
のだけど――――
「おい。俺のマッサージはどうなるんだよ」
ハヤトは普段は受付担当が座る向かいのソファーに座り、腕と脚を組んで踏ん反り返る。
「この状態だから、今日は止めておけ。逆に疲れさせる」
「はぁぁ〜? 散々待たされてお役目なしかよ!」
「そういう場合もあるだろ」
「俺のせいじゃないのに、納得いかねぇんだけど」
今回マッサージ担当のハヤトは長引いたレッスンで待たされた挙句、目的のマッサージも出来ない状況になって不機嫌メーターが急上昇しているようだ。
このワタリに、平然と食って掛かってくる。
やだな……
今日はマッサージしなくても、次の時に倍返しされそう……。
楽しそうに凝っている所をグリグリしてくるハヤトの姿が目に浮かぶ。
プルルルル〜!
痛気持ちいのは良いけど、拷問は嫌だ!
今日少しだけでもやって貰った方が、ハヤトの機嫌も落ち着く気がする。
「そうよね〜! じゃぁちょっとだけ肩を揉んでもらおうかなぁ」
「あぁ〜? 何したいの?」
しない方が面倒臭くないだろうに、お願いしてみると、ハヤトは偉そうな物言いの割には口端を上げて嬉しそうに見えた……
のだけど――――

