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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
だけど負けん気の強いハヤトがここで引き下がるとは思えない。
どう反撃に出るのかちょっと見ものだ。
立っているハヤトを凝視すると、唇を噛んで顔を顰めている。
え……
反論出来ないくらいワタリって格上なの?
確かに見てくれは威風堂々としているけど、一言で黙らせられるくらいの立場だとは思っていなかった。
膝立ちしていたワタリは私の横に座って腕を組み、鋭い睨みをハヤトに向けている。
その表情は怒っているとかじゃなくて、『講師』としての固い意志の表れのようだった。
『四天王』――――
瞬間、前回ハヤトがホズミに言っていた異名が頭を過る。
もしかして……
残りの三人の内の一人って――――
ワタリ?
腰布姿で逞しい筋肉美を見せ付けながら、ポーズを構えているワタリを思わず想像してしまう。
に、似合いすぎる〜!!
緊迫した状況なのに笑ってしまいそうになって慌てて口元を両手で塞いだけど、私の怪しい動きをワタリは見逃していなかった。
どう反撃に出るのかちょっと見ものだ。
立っているハヤトを凝視すると、唇を噛んで顔を顰めている。
え……
反論出来ないくらいワタリって格上なの?
確かに見てくれは威風堂々としているけど、一言で黙らせられるくらいの立場だとは思っていなかった。
膝立ちしていたワタリは私の横に座って腕を組み、鋭い睨みをハヤトに向けている。
その表情は怒っているとかじゃなくて、『講師』としての固い意志の表れのようだった。
『四天王』――――
瞬間、前回ハヤトがホズミに言っていた異名が頭を過る。
もしかして……
残りの三人の内の一人って――――
ワタリ?
腰布姿で逞しい筋肉美を見せ付けながら、ポーズを構えているワタリを思わず想像してしまう。
に、似合いすぎる〜!!
緊迫した状況なのに笑ってしまいそうになって慌てて口元を両手で塞いだけど、私の怪しい動きをワタリは見逃していなかった。