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ラブカルチャースクール+α
第25章 LOVE Lesson2 B
「どうした?」
「ひょえ……ひゃんへも……」
手で覆っているせいか、声がこもってヘンテコに聞こえる。
「おい、気持ち悪いのか?」
割とワタリは面倒見がいいのか、ソワソワしている私を心配して今度はおでこに手を当てて熱を計ろうとした。
「だ、大丈夫だから!」
「まだ顔が赤いな。体温計があった筈だが」
そう言ってワタリは立ち上がって、受付担当のデスクに向かっていく。
えぇぇぇっ!
勝手に机の中を漁っていいの?
でも何かしらの権限を持っていそうなワタリだから、許される行為なのかしら?
てか、熱じゃないから計られても困る!
顔が赤くなっているのは誰のせいだと思ってるの〜!
心の中であれこれ突っ込みながら、体温計を探しているワタリを止めようと私もソファーから立ち上がった時――――
パッシィィィィンッ!!
勢い良く弾けた音が、ラウンジにこだました。
「ひょえ……ひゃんへも……」
手で覆っているせいか、声がこもってヘンテコに聞こえる。
「おい、気持ち悪いのか?」
割とワタリは面倒見がいいのか、ソワソワしている私を心配して今度はおでこに手を当てて熱を計ろうとした。
「だ、大丈夫だから!」
「まだ顔が赤いな。体温計があった筈だが」
そう言ってワタリは立ち上がって、受付担当のデスクに向かっていく。
えぇぇぇっ!
勝手に机の中を漁っていいの?
でも何かしらの権限を持っていそうなワタリだから、許される行為なのかしら?
てか、熱じゃないから計られても困る!
顔が赤くなっているのは誰のせいだと思ってるの〜!
心の中であれこれ突っ込みながら、体温計を探しているワタリを止めようと私もソファーから立ち上がった時――――
パッシィィィィンッ!!
勢い良く弾けた音が、ラウンジにこだました。