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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
トックン……
その一言に、何だか胸の奥に温かいものが広がっていく。
「もう大丈夫です! 少し休んだら元気になりました!」
「そうか。ならいい」
ニッコリと笑顔で答えた私にワタリは淡々と返してきたが、鋭い目付きジッと見詰めてくる。
ドキドキドキ――――!!
な、なんだろう?
そんなに見られると、顔に穴が空きそうなんですけど!
ワタリの視線に緊張と照れ臭さがミックスされて、脈が早まってきた。
何とかこの状況から脱したいっ!!
思わずこめかみに指を立てて考えそうになった時――――
「ちょっと〜! エレベーターとっくに着いてるわよ〜!! 二人とも早く乗ってよ〜!」
先にエレベーターに乗り込んだホズミが、動かない私たちに痺れを切らして待っていた。
「あっ! ホズミさん、すみません!」
「もうもう〜! 早くぅ!」
エレベーターを停めてくれているホズミに、慌てて駆け寄ろうとしたら……
「顔色、悪くないな」
「え……?」
ボソッと低い声で呟いたワタリは、大股で歩き出す。
もしかして、顔色見てたの〜!?
無駄に緊張してしまったことに、微妙な気持ちになりながらワタリに続いてエレベーターに乗り込んだ。
その一言に、何だか胸の奥に温かいものが広がっていく。
「もう大丈夫です! 少し休んだら元気になりました!」
「そうか。ならいい」
ニッコリと笑顔で答えた私にワタリは淡々と返してきたが、鋭い目付きジッと見詰めてくる。
ドキドキドキ――――!!
な、なんだろう?
そんなに見られると、顔に穴が空きそうなんですけど!
ワタリの視線に緊張と照れ臭さがミックスされて、脈が早まってきた。
何とかこの状況から脱したいっ!!
思わずこめかみに指を立てて考えそうになった時――――
「ちょっと〜! エレベーターとっくに着いてるわよ〜!! 二人とも早く乗ってよ〜!」
先にエレベーターに乗り込んだホズミが、動かない私たちに痺れを切らして待っていた。
「あっ! ホズミさん、すみません!」
「もうもう〜! 早くぅ!」
エレベーターを停めてくれているホズミに、慌てて駆け寄ろうとしたら……
「顔色、悪くないな」
「え……?」
ボソッと低い声で呟いたワタリは、大股で歩き出す。
もしかして、顔色見てたの〜!?
無駄に緊張してしまったことに、微妙な気持ちになりながらワタリに続いてエレベーターに乗り込んだ。