この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「たぁっ!」

カッツ〜ン――――。

コウセイに当たった物体は、床に落ちて硬質な音を鳴らす。

「たく〜! そんなの投げ付けて危ないだろハナブサ!  生徒さんに当てたらどうするんだよ!」

そう謎の飛行物体は扇子だった。

扇子の持ち主の和風眼鏡男子ハナブサは無駄な動き一つなく、優美なポーズで扇子を拾い上げる。

「私は狙った的は外しません。それより貴方の抱き付き癖の方が問題です」

私から離れたコウセイはハナブサに向かって注意するが、ハナブサは扇子を手で叩きながら淡々と言い返してきた。

「そういう問題じゃなくてだな!」

「ではどういう問題ですか?」

な、何だか一触即発なムードになっている!?

まぁ喧嘩なんかしないだろうけど……
ところでなんで、受付担当が二人もいるんだろう?

まさかここでどちらかを選んだら、レッスン担当の講師も決まったりして!?

突然の『ラブカルロシアンルーレット』――――!?

いやいや待って……
その前に一応確認してみよう!

「あの……今日の受付はどちらになるんでしょうか?」

質問をしてみると、睨み合っていた二人は一斉に私の方へ振り返って――――

/965ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ