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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
いつも通りにソファーに座ったけど――――
目の前にコウセイとハナブサが並んで座っているのは不思議な光景に見えてしまう。
でもまぁ……
キャラ的に足して二で割ると、ちょうど良い感じなのかもしれないけど。
初めてのパターンなこの状態は、気になって仕方がない。
「あの〜。どうして今日は受付が二人も居るんですか?」
「だよね〜! 気になるよね〜! 実はこれにはね……深い理由が……」
えぇっ!
やっぱり何か訳ありなんだ!
「は、はい……」
息を飲んで、コウセイ答えを待ち構えると
「ありません!」
ハナブサが瞬殺で否定してきた。
「へ? 理由ないんですか〜」
「はい。驚かして申し訳ありませんが、スクールのコンピューターが決めたことなので私たちには明確な理由をお伝えすることは出来ません」
予想外に呆気ない答えを告げて、ハナブサはテーブルに置いた扇子に指を揃えて頭を下げる。
「あ……変なこと聞いてすみません。コンピューターが決めたことなんですね。ハナブサさん、どうか頭を上げて下さい」
大したことじゃないのに、ハナブサに頭まで下げさせて胸が少し痛んだ。
目の前にコウセイとハナブサが並んで座っているのは不思議な光景に見えてしまう。
でもまぁ……
キャラ的に足して二で割ると、ちょうど良い感じなのかもしれないけど。
初めてのパターンなこの状態は、気になって仕方がない。
「あの〜。どうして今日は受付が二人も居るんですか?」
「だよね〜! 気になるよね〜! 実はこれにはね……深い理由が……」
えぇっ!
やっぱり何か訳ありなんだ!
「は、はい……」
息を飲んで、コウセイ答えを待ち構えると
「ありません!」
ハナブサが瞬殺で否定してきた。
「へ? 理由ないんですか〜」
「はい。驚かして申し訳ありませんが、スクールのコンピューターが決めたことなので私たちには明確な理由をお伝えすることは出来ません」
予想外に呆気ない答えを告げて、ハナブサはテーブルに置いた扇子に指を揃えて頭を下げる。
「あ……変なこと聞いてすみません。コンピューターが決めたことなんですね。ハナブサさん、どうか頭を上げて下さい」
大したことじゃないのに、ハナブサに頭まで下げさせて胸が少し痛んだ。