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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
一人分のお茶にしては、かなり大きなトレーなんだけど、ナツのことだから張り切って沢山淹れてくれたのかもしれない。

「ありがとう!  今日のお茶は何かしら?」

「今日もラテアートしてみたんですよ」

「そうなんだ。上達した?」

「はい!  渾身の自信作です!」

背の高いナツが胸を張ってドヤ顔をする。

「へぇ〜。ナツ、ラテアート出来るようになったんだ〜。じゃぁ今度俺にもカフェラテで作ってみてよ」

「良いですよ!  任せて下さい!」

何かしらやり過ぎちゃうナツが、こんなに自信もって顔を輝かせているなんて、私も嬉しく思えた。

きっといっぱい練習したんだろうな……。

「何ラテかしら?」

「今日はスタンダードに抹茶なんですけど、特別仕様にしたっす」

「特別仕様!  凄いね!」

期待でワクワクしながら、ナツがトレーを置くのを待っていると……

「わっ!  デカ!」
「おいっ!  ナツ何だよこれ!?」
「随分と、まぁ」

ナツ以外の三人が其々反応を示した先には――――!!

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