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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「あ……」
「わぁぁぁぁ〜!」
案の定、ナツは絶叫した。
「はぁ〜? 今さっき芸術は儚いって言ってただろ!」
「そうっすけど、お城はやっぱり最後じゃないっすか〜!?」
「こういうのあると真っ先に攻撃したくなるんだよね」
コウセイは悪戯っ子みたいにほくそ笑んで、更にお城を叩き潰した。
このアワアワの中で、一番頑張ったであろうお城がものの数秒で崩壊させれてしまう。
「コウセイさん!」
「どうせ最後は腹の中なんだし、遅かれ早かれだろ」
「コウセイさん、酷いっすぅぅぅ〜!」
ショックに打ちひしがれているナツをスルーして、ハナブサは黙々と綺麗にパンダらしき泡をお皿に載せている。
そして、そのパンダを私に差し出してきた。
「どうぞ。宜しければ」
「あ、ありがとうございます」
「いえ。そろそろレッスンが始まるかと思いますので、せめてパンダだけでも飲んで下さい」
「はい。ではパンダ……頂きます」
淡々と『パンダ飲んで』的に言われると、可愛いラテアートのパンダが悲しそうな顔をしているように見えてきた。
「わぁぁぁぁ〜!」
案の定、ナツは絶叫した。
「はぁ〜? 今さっき芸術は儚いって言ってただろ!」
「そうっすけど、お城はやっぱり最後じゃないっすか〜!?」
「こういうのあると真っ先に攻撃したくなるんだよね」
コウセイは悪戯っ子みたいにほくそ笑んで、更にお城を叩き潰した。
このアワアワの中で、一番頑張ったであろうお城がものの数秒で崩壊させれてしまう。
「コウセイさん!」
「どうせ最後は腹の中なんだし、遅かれ早かれだろ」
「コウセイさん、酷いっすぅぅぅ〜!」
ショックに打ちひしがれているナツをスルーして、ハナブサは黙々と綺麗にパンダらしき泡をお皿に載せている。
そして、そのパンダを私に差し出してきた。
「どうぞ。宜しければ」
「あ、ありがとうございます」
「いえ。そろそろレッスンが始まるかと思いますので、せめてパンダだけでも飲んで下さい」
「はい。ではパンダ……頂きます」
淡々と『パンダ飲んで』的に言われると、可愛いラテアートのパンダが悲しそうな顔をしているように見えてきた。