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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
まだ、なくならないのかな……?
それはほんの一瞬、意識を口から離した途端――――
「グッフ!んんっ!」
喉に詰まりそうになってお茶を噴きそうになり、慌てて口を大きく開いて息を抜く。
すると、噴き出すことはなかったけど口の中で弾けたお茶が、唇の端から流れ出てしまった。
やだ……
ヨダレみたい。
早く濡れた所、拭きたいな。
ソワソワ落ちるかなくなってきて、目をパチパチさせていると
「あぁ……お口、拭かれますか?」
ヤナセは察したように湯呑みを一旦口から離してくれた。
流石〜!
宇宙……もとい千里眼ヤナセ様〜!
口の中に残っているお茶を一気に飲み込んで、ハンカチを取り出したくてバッグに手を伸ばそうとしたら
「今……拭きますので……少々お待ち下さい」
「はい?」
少々って……まさか?
そして予想を裏切ることなく、ヤナセは自分のハンカチで私の口元を拭い始める。
「ヤ、ヤナセさん!」
自分で拭きます!
――――って、言いたかったけど、優しく拭っていくヤナセの指使いが余りにも気持ち良くて、ウットリと酔いしれてしまった。
それはほんの一瞬、意識を口から離した途端――――
「グッフ!んんっ!」
喉に詰まりそうになってお茶を噴きそうになり、慌てて口を大きく開いて息を抜く。
すると、噴き出すことはなかったけど口の中で弾けたお茶が、唇の端から流れ出てしまった。
やだ……
ヨダレみたい。
早く濡れた所、拭きたいな。
ソワソワ落ちるかなくなってきて、目をパチパチさせていると
「あぁ……お口、拭かれますか?」
ヤナセは察したように湯呑みを一旦口から離してくれた。
流石〜!
宇宙……もとい千里眼ヤナセ様〜!
口の中に残っているお茶を一気に飲み込んで、ハンカチを取り出したくてバッグに手を伸ばそうとしたら
「今……拭きますので……少々お待ち下さい」
「はい?」
少々って……まさか?
そして予想を裏切ることなく、ヤナセは自分のハンカチで私の口元を拭い始める。
「ヤ、ヤナセさん!」
自分で拭きます!
――――って、言いたかったけど、優しく拭っていくヤナセの指使いが余りにも気持ち良くて、ウットリと酔いしれてしまった。