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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
ヤナセの指がファスナーの金具を掴み、下ろしていく感覚がジジジジ……と背中に伝わる。
「ま、待ってヤナセさん! ローブがないですよ!」
ここで脱がされて、真っ裸でレッスン室に移動するのも微妙だし!
この場を逃れようと自分なりに奮闘してみると
「ローブもどうせ……脱ぎますから」
「え……?」
思いもかけない答えが返ってきた。
どうせって……
ヤナセさまの口から、そんなお言葉が出るとは想像もしておりませんよ?
裸族のワタリならまだしも、ヤナセが『どこで裸になろうと同じ』的な言葉を言うキャラじゃないような?
あっ!!
絶対、態とに決まってる!
ここは開き直ったふりして、ヤナセにちょっとお返ししてみよう〜!
ヤナセが驚くとは思わないけど、少しくらい顔色が変わるところを見れるかもしれない。
「ふふふ。そうですよね〜。どうせ脱ぐんですからどこでも同じですよね〜」
笑いそうなのを堪えながら、私もヤナセの背中に腕を回すと
「では今日は……このソファーでレッスンしてみましょうか?」
「はい?」
またもやヤナセの不意打ちに、うっかり疑問系『Yes』で答えてしまった。
「ま、待ってヤナセさん! ローブがないですよ!」
ここで脱がされて、真っ裸でレッスン室に移動するのも微妙だし!
この場を逃れようと自分なりに奮闘してみると
「ローブもどうせ……脱ぎますから」
「え……?」
思いもかけない答えが返ってきた。
どうせって……
ヤナセさまの口から、そんなお言葉が出るとは想像もしておりませんよ?
裸族のワタリならまだしも、ヤナセが『どこで裸になろうと同じ』的な言葉を言うキャラじゃないような?
あっ!!
絶対、態とに決まってる!
ここは開き直ったふりして、ヤナセにちょっとお返ししてみよう〜!
ヤナセが驚くとは思わないけど、少しくらい顔色が変わるところを見れるかもしれない。
「ふふふ。そうですよね〜。どうせ脱ぐんですからどこでも同じですよね〜」
笑いそうなのを堪えながら、私もヤナセの背中に腕を回すと
「では今日は……このソファーでレッスンしてみましょうか?」
「はい?」
またもやヤナセの不意打ちに、うっかり疑問系『Yes』で答えてしまった。