この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

「あ……んっふっ……」
解放された口から一気に吐き出した息と共に、溜まっていた唾液も大量に溢れ出す。
凄く恥ずかしい……。
羞恥心が胸に湧き上がって急いでヨダレを拭きたいけど、ヤナセの攻めは想像以上にパンチが効いていたみたいで、微かな眩暈にも襲われて起き上がれない。
せめて口元を覆いたい……。
ノロノロと手を上げかけたら――――
ガシッ!!
ヤナセに阻止されてしまった。
も、もうぅぅぅ〜!
降参です!
別の意味で手を上げたくなってくる。
「ヤナセ……さん」
朦朧とする頭でヤナセを見上げながら、呼び掛ける。
霞が取れてきた視界に入ったヤナセの赤い唇は唾液で濡れたままで、浮かべる笑みがますます妖艶だった。
ヤナセは徐にスーツのポケットから、三枚目のハンカチを取りだす。
マジシャンか!?
一体何枚仕込んでいるんだろう?
……と、本気で聴きたくなってくる。
そんな疑問を浮かべている私にヤナセは穏やかに微笑みかけてきた。
解放された口から一気に吐き出した息と共に、溜まっていた唾液も大量に溢れ出す。
凄く恥ずかしい……。
羞恥心が胸に湧き上がって急いでヨダレを拭きたいけど、ヤナセの攻めは想像以上にパンチが効いていたみたいで、微かな眩暈にも襲われて起き上がれない。
せめて口元を覆いたい……。
ノロノロと手を上げかけたら――――
ガシッ!!
ヤナセに阻止されてしまった。
も、もうぅぅぅ〜!
降参です!
別の意味で手を上げたくなってくる。
「ヤナセ……さん」
朦朧とする頭でヤナセを見上げながら、呼び掛ける。
霞が取れてきた視界に入ったヤナセの赤い唇は唾液で濡れたままで、浮かべる笑みがますます妖艶だった。
ヤナセは徐にスーツのポケットから、三枚目のハンカチを取りだす。
マジシャンか!?
一体何枚仕込んでいるんだろう?
……と、本気で聴きたくなってくる。
そんな疑問を浮かべている私にヤナセは穏やかに微笑みかけてきた。

