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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

顔色が変わった私に、ヤナセは目を細めて更に微笑みを増してくる。
「直ぐに終わりますので……少しだけジッとしていて下さい」
「あ……でも。自分で拭きますので〜」
「ご遠慮はなさらずに……」
「しますっ!」
無駄な抵抗だと思っても、やっぱり『ハンカチプレイ』だけは勘弁して欲しくて必死に訴えると――――
「では……舌にしましょうか……」
ヤナセはいつになく意味深に微笑んで、綺麗な唇から舌をチラ見させてきた。
その仕草が悪戯っ子みたいで、ちょっとキュンと胸がときめいてしまいそう。
――――何て!
呑気にときめいている場合じゃない!
「舌……」
舌ならいつも舐められているし……
ハンカチよりはマシかな?
って……一瞬流されそうになったけど、このシチュエーションが恥ずかしいんです!
分かっている癖に、本当にヤナセって『ハイパードS』だわ!
サラサラ揺れる髪を見やりながら、開いた口は塞がらないまま固まっていると
「クス……ハンカチで失礼致します……」
ヤナセは楽しそうに微笑んで、ハンカチを印籠の如く突きつけてきた。
「直ぐに終わりますので……少しだけジッとしていて下さい」
「あ……でも。自分で拭きますので〜」
「ご遠慮はなさらずに……」
「しますっ!」
無駄な抵抗だと思っても、やっぱり『ハンカチプレイ』だけは勘弁して欲しくて必死に訴えると――――
「では……舌にしましょうか……」
ヤナセはいつになく意味深に微笑んで、綺麗な唇から舌をチラ見させてきた。
その仕草が悪戯っ子みたいで、ちょっとキュンと胸がときめいてしまいそう。
――――何て!
呑気にときめいている場合じゃない!
「舌……」
舌ならいつも舐められているし……
ハンカチよりはマシかな?
って……一瞬流されそうになったけど、このシチュエーションが恥ずかしいんです!
分かっている癖に、本当にヤナセって『ハイパードS』だわ!
サラサラ揺れる髪を見やりながら、開いた口は塞がらないまま固まっていると
「クス……ハンカチで失礼致します……」
ヤナセは楽しそうに微笑んで、ハンカチを印籠の如く突きつけてきた。

