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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

「はい……宜しくお願いします」
もう今日はヤナセが担当って分かった時点で、『終日羞恥運行』決定な訳だから諦めよう。
目を瞑って気持ち脚を開いていくと、ハンカチを持ったヤナセの手が濡れた部分にそっと宛てがわれていった――――
口元に!!
さっき口から溢れ出した唾液を拭くのに頬と顎、首筋とヤナセは丁寧に拭っていく。
「お話をしている間に……少し乾いたようですね」
「そう……ですか」
なんだ……
溢れたってヨダレのことだったんだ。
だったら最初から「口元を拭きます」で言ってくれたら〜〜!!
絶対私が勘違いしているのをヤナセなら気付いていた筈だわ!
薄く目を開いて恨みがましくヤナセを見上げると、ヘーゼルの瞳が妖しく光る。
「クスクス……もうすぐ終わりますので……その後はレッスン室に移動しましょう」
「え……ここでレッスンじゃ?」
「基本レッスンは……レッスン室のみとなります」
「そう……ですよね〜」
やられたぁぁぁ――――!!
やっぱり控え室でレッスンじゃなかったんだ!!
いつもに増してドSぶりが『ハイグレード』になっているヤナセに、今日のレッスンの果てが見えなくなってきた。
もう今日はヤナセが担当って分かった時点で、『終日羞恥運行』決定な訳だから諦めよう。
目を瞑って気持ち脚を開いていくと、ハンカチを持ったヤナセの手が濡れた部分にそっと宛てがわれていった――――
口元に!!
さっき口から溢れ出した唾液を拭くのに頬と顎、首筋とヤナセは丁寧に拭っていく。
「お話をしている間に……少し乾いたようですね」
「そう……ですか」
なんだ……
溢れたってヨダレのことだったんだ。
だったら最初から「口元を拭きます」で言ってくれたら〜〜!!
絶対私が勘違いしているのをヤナセなら気付いていた筈だわ!
薄く目を開いて恨みがましくヤナセを見上げると、ヘーゼルの瞳が妖しく光る。
「クスクス……もうすぐ終わりますので……その後はレッスン室に移動しましょう」
「え……ここでレッスンじゃ?」
「基本レッスンは……レッスン室のみとなります」
「そう……ですよね〜」
やられたぁぁぁ――――!!
やっぱり控え室でレッスンじゃなかったんだ!!
いつもに増してドSぶりが『ハイグレード』になっているヤナセに、今日のレッスンの果てが見えなくなってきた。

