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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

今日は燃え尽きているか、屍か……
ラブカルタクシーは決定ね。
口からエクトプラズムが出そうになりながら身体を起こそうとすると、ヤナセが背中を支えてくれた。
「すみません……」
「いえ……立てますか?」
「はい……何とか」
レッスン室まで数歩だけど乱れたままは若干恥ずかしい。
身だしなみを整えようと露わになった肩の丸みを隠すのに、おずおずとワンピースをたくし上げかけると
「そのままで……大丈夫ですよ」
また不吉な予感が走る。
「え……? でも……ひゃぁぁ〜!」
宇宙に攫われる――――!!
そう……私の身体はヤナセに寄って宙に浮かされていた――――
と言うか『お姫様抱っこ』されていた。
「ヤヤヤ、ヤナセさん! まだ自分で歩けますけど!」
レッスン後で腰抜け状態ならまだしも、もうこの段階で抱きかかえられるのは申し訳ないと思ったのに
「クス……お気になさらず……脱ぎ掛けの方が着替えも楽かと……」
「はぁ……そうですね」
抱き上げられて目の前で色っぽく髪を揺らして眩しく微笑まれたら、エクトプラズムも尻尾まで出てしまう。
ここまで気を回して貰うと、もう何も言えなかった。
ラブカルタクシーは決定ね。
口からエクトプラズムが出そうになりながら身体を起こそうとすると、ヤナセが背中を支えてくれた。
「すみません……」
「いえ……立てますか?」
「はい……何とか」
レッスン室まで数歩だけど乱れたままは若干恥ずかしい。
身だしなみを整えようと露わになった肩の丸みを隠すのに、おずおずとワンピースをたくし上げかけると
「そのままで……大丈夫ですよ」
また不吉な予感が走る。
「え……? でも……ひゃぁぁ〜!」
宇宙に攫われる――――!!
そう……私の身体はヤナセに寄って宙に浮かされていた――――
と言うか『お姫様抱っこ』されていた。
「ヤヤヤ、ヤナセさん! まだ自分で歩けますけど!」
レッスン後で腰抜け状態ならまだしも、もうこの段階で抱きかかえられるのは申し訳ないと思ったのに
「クス……お気になさらず……脱ぎ掛けの方が着替えも楽かと……」
「はぁ……そうですね」
抱き上げられて目の前で色っぽく髪を揺らして眩しく微笑まれたら、エクトプラズムも尻尾まで出てしまう。
ここまで気を回して貰うと、もう何も言えなかった。

