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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「ありがとうございます。急いで脱ぎますので!」

全くって訳ではないけど、少し吹っ切れたせいか笑顔も自然と明るくなる。

ヤナセはいつもと同じ優しい笑顔で

「お手伝いが必要でしたら……ご遠慮なく」

いつもと同じくちょっと弄ってきた。

「もう〜!  大丈夫です!」

「クス……では後ほど」

苦笑いしながら返すと、ヤナセは軽く頭を下げて部屋を一旦出ていく。

「はぁぁぁ〜〜。本当にドSだな」

それも物腰は柔らかいのに、言っていることは効果てき面に効いてくる。

どうやったらヤナセみたいな人間が形成されるのか、物凄く気になるけど――――

「先ずはレッスン!  レッスン!」

今日のヤナセの講義を無事に終わらせることが先決だ。

モチベーションを上げてワンピース、ストッキングと脱いでいくとソファーで擦れた筈の生地にシワは寄っていなくて、更に

「ショーツもギリギリセーフ……」

少し蜜が染みていたけど、ベタベタするほどではなくてホッとする。

やっぱりヤナセに、私の股間事情は丸見えだったのかもしれない――――

かは、謎のままだった……。

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