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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

「大変……じゃ……」
なかった――――
て言ったら嘘になる。
だけど今の状況もある意味大変で、ヤナセに撫でられ続けて顔がどんどん発火していく。
きっと私の顔……真っ赤っかだ。
それも分かっているだろうに、ヤナセは態とらしく頬を摩るもんだから、ついつい
「大変です……」
現在進行形で言ってしまった。
「大変……ですか?」
「はい……凄く」
「凄く……大変なんですね……」
催眠術にでも掛けるみたいに囁きながら撫でてきたヤナセの指の背が、頬のラインに沿って下りてきて顎に到達すると、顎の下の柔らかい部分を猫をじゃらすみたいに摩ってくる。
「はっ……あぁ……いっ……あっ!」
こそばゆさが頬っぺたの比じゃなくて、感じるままに声が漏れた。
「クスクス……ワタリが大変だったんじゃないんですか?」
「ワタリ……も……だけど……あっ! ひゃっ……」
「だけ……ど?」
「あぁ……いっまも……」
「いっま?……なんでしょうか?」
「っ!!」
きぃぃぃぃ〜!!
本当にドS――――!!
ヤナセは震える私を眺めながら、楽しそうに顎を弄り倒す。
なかった――――
て言ったら嘘になる。
だけど今の状況もある意味大変で、ヤナセに撫でられ続けて顔がどんどん発火していく。
きっと私の顔……真っ赤っかだ。
それも分かっているだろうに、ヤナセは態とらしく頬を摩るもんだから、ついつい
「大変です……」
現在進行形で言ってしまった。
「大変……ですか?」
「はい……凄く」
「凄く……大変なんですね……」
催眠術にでも掛けるみたいに囁きながら撫でてきたヤナセの指の背が、頬のラインに沿って下りてきて顎に到達すると、顎の下の柔らかい部分を猫をじゃらすみたいに摩ってくる。
「はっ……あぁ……いっ……あっ!」
こそばゆさが頬っぺたの比じゃなくて、感じるままに声が漏れた。
「クスクス……ワタリが大変だったんじゃないんですか?」
「ワタリ……も……だけど……あっ! ひゃっ……」
「だけ……ど?」
「あぁ……いっまも……」
「いっま?……なんでしょうか?」
「っ!!」
きぃぃぃぃ〜!!
本当にドS――――!!
ヤナセは震える私を眺めながら、楽しそうに顎を弄り倒す。

