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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

ヤナセの腕の内側から胸元に手を当てるように見せかけて、下から攻めていく。
その間にもヤナセは微笑みながら顎を執拗に撫でてきてくすぐったいけど、この感覚も何となく慣れてきた気がする。
よしっ!
イケる――――――――!!
ほんの束の間でも、ヤナセから勝利を掴めると確信した――――
ガシッ!!
と、思っただけで……瞬殺で終わった。
ヤナセは顎を触ったまま目にも止まらぬ早業で、もう片方の手で忍び寄る腕を掴み、私の陰謀は敢えなく阻止される。
「きゃっ!」
「どうか……されましたか?」
「あ……」
更にもう一方の手首も掴まれて、両手首がロックオンされた。
ヤナセは眉をピクリとも動くこともなく、涼しげな笑みを浮かべて前髪を軽く揺らす。
サラサラ靡くライトブラウンの髪の隙間から、ヘーゼルが妖しく光を放ってくる。
ヤ……ヤバい……。
連れ去られる――――!!
早くも絶体絶命のピンチを迎えたのだった。
その間にもヤナセは微笑みながら顎を執拗に撫でてきてくすぐったいけど、この感覚も何となく慣れてきた気がする。
よしっ!
イケる――――――――!!
ほんの束の間でも、ヤナセから勝利を掴めると確信した――――
ガシッ!!
と、思っただけで……瞬殺で終わった。
ヤナセは顎を触ったまま目にも止まらぬ早業で、もう片方の手で忍び寄る腕を掴み、私の陰謀は敢えなく阻止される。
「きゃっ!」
「どうか……されましたか?」
「あ……」
更にもう一方の手首も掴まれて、両手首がロックオンされた。
ヤナセは眉をピクリとも動くこともなく、涼しげな笑みを浮かべて前髪を軽く揺らす。
サラサラ靡くライトブラウンの髪の隙間から、ヘーゼルが妖しく光を放ってくる。
ヤ……ヤバい……。
連れ去られる――――!!
早くも絶体絶命のピンチを迎えたのだった。

