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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「あぁっ……」

ヤナセの艶っぽい声に鼓膜が震わされて、うっかり喘いでしまう。

耳の奥から痺れたような感覚が首筋を伝って肩を竦ませたけど、両腕はしっかり固定されたまま逃げられない状態に、下腹部がジンジンと疼きだす。

奥からじんわりと熱いものが染み出てくるのが分かった。

胸の先も痛痒い。

ヤナセのフェロモンに当てられただけで、ここまで反応してしまう身体が恥ずかしくなる。

早く突っ込まれた方が楽な気がしてきた。

耳元に唇を寄せて、耳たぶを食み始めたヤナセに息絶え絶えで懇願する。

「ヤナセ……さぁ……ぁん」

「はい……」

「はぁ……早く……レッスンをぉ……」

「レッスン……ですか」

ヤナセはまた微かに息を吹きかけて答えると、舌先で軟骨をなぞりだす。

それが凄く、くすぐったくて堪らない。

「は……あぁっ……いぃ」

「畏まりました……ではローブの腰紐を解きますので、しばしお待ち下さい……」

ご丁寧な解説付きはヤナセのレッスンの特徴だ。

逐一状況を言われるのも『羞恥プレイ』だけど、仕方ないと覚悟する。

いよいよ脱がされる――――!!

腰にヤナセの手が移動するのを感じながら、目を閉じて唇をキュッと結んだ。

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