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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H

弧を描くように起き上がった身体は、ヤナセの胸の中に吸い込まれていく。
「きゃっ!」
「ローブから失礼致します……」
「ひゃいぃ!」
思いっきり胸元へダイブしそうになる手前で、ローブの襟にヤナセの手が滑り込み、肩から撫でるように袖を脱がす。
腕を簡単に抜けた袖は、腰元に静かに落ちた。
ヤナセの左手が剣でも抜くかのように横に引かれると、ローブは見事に私のお尻の下をすり抜けて、気付けば宙に舞って飛んでいる姿が目の端に映る。
マジシャンかっ!!
それはまるでお正月に観た隠し芸大会のように、見事で圧巻だった。
思わず拍手をしたくなって手を合わせそうになった瞬間をヘーゼルの瞳は見逃さない。
両肘が上がったのが功を奏したようで、ブラのストラップも簡単に腕を抜けていき、天井のライトに照らされながらローブ同様空を舞っていく。
ブラすらも、ヤナセの手にかかれば天に向かって羽ばたく鳥のように見える。
ポカ〜ンと口を開いて唖然としている間にショーツのゴムにヤナセの指がかかった。
きっとこの二等辺三角形も、紙飛行機のように空を飛ぶ――――。
そんな期待に胸が踊ると……
「立って……」
「きゃっ!」
「ローブから失礼致します……」
「ひゃいぃ!」
思いっきり胸元へダイブしそうになる手前で、ローブの襟にヤナセの手が滑り込み、肩から撫でるように袖を脱がす。
腕を簡単に抜けた袖は、腰元に静かに落ちた。
ヤナセの左手が剣でも抜くかのように横に引かれると、ローブは見事に私のお尻の下をすり抜けて、気付けば宙に舞って飛んでいる姿が目の端に映る。
マジシャンかっ!!
それはまるでお正月に観た隠し芸大会のように、見事で圧巻だった。
思わず拍手をしたくなって手を合わせそうになった瞬間をヘーゼルの瞳は見逃さない。
両肘が上がったのが功を奏したようで、ブラのストラップも簡単に腕を抜けていき、天井のライトに照らされながらローブ同様空を舞っていく。
ブラすらも、ヤナセの手にかかれば天に向かって羽ばたく鳥のように見える。
ポカ〜ンと口を開いて唖然としている間にショーツのゴムにヤナセの指がかかった。
きっとこの二等辺三角形も、紙飛行機のように空を飛ぶ――――。
そんな期待に胸が踊ると……
「立って……」

