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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
――――フワフワフワ……。
身体が宙に浮いているみたいだ――――。
そっか……私ヤナセに木っ端微塵にされたんだっけ。
じゃぁ宇宙の塵になるのね――――。
目を開けると宇宙人に会えちゃったりして――――。
「お目覚めは……いかがですか?」
ふふふ、綺麗な人。
ほらね……ヤナセ星人が、こうやってお出迎え――――
「じゃないっ!」
「失礼……直ぐに起き上がらない方が、良いと思います」
目の前のヤナセの姿に我に返って慌てて起き上がろうとしたら、咄嗟にヤナセに抑え付けられてしまった。
「す、すみません……」
「いえ……レッスン後に良く眠られておりましたけど……いきなり起き上がられると眩暈を起こすかもしれませんので」
「はい……分かりました」
レッスン直後に爆睡した挙句、起きて早々にヤナセに心配を掛けさせてしまって、何とも申し訳ない。
ヤナセはまだローブ姿で脚を組み、ベッドの端に腰を掛け、傾けた身体を私に近付けてくる。
見詰められているのが恥ずかしくて、照れを隠すように髪を掻き上げて耳に掛けると――――