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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「クス……。奥も……診ましょうか」
奥って――――!?
ヤナセの動きと言葉が意味深過ぎて、私の頭はパンク寸前になりそうです。
私がテンパっている間にも、ヤナセは親指が唇の隙間を割ってスルッと侵入してきた。
そして――――。
「あ……んんっ」
ヤナセは指でグイっと上顎を押し上げて、半開きになった口の奥を覗き込む――――。
「ふわぁぁぁ~!」
「大丈夫ですよ……しばらくこのままでいて」
「ふぅん……ん」
何事かと思って声を上げてみても、まともに言葉にならないし、ヤナセは口の中に潜りそうな勢いで覗いている。
『大丈夫』って、全然大丈夫じゃないんですけど!
歯医者の時もそうだけど、口の中を見られるって結構恥ずかしいんですけども――――!
そう心中で叫んだところで、ヤナセに届いていてもスルーされるだろう。
更に正面を向いたまま口を開け続けているから、唾液もかなり溜まってしまい、溢れ出して口端から流れ落ちる。
恥ずかしい――めちゃめちゃ恥ずかしい。
「ふっ……ふぅん……」
この状況から解放されたい気持ちを何とかヤナセに伝えようとしたが、発した思いは犬の鳴き声みたいになってしまった。
その声を聴いたヤナセは、また意味深に微笑みを浮かべると――――
「可愛い……ですね」
蕩けそうな程甘い声で、囁き返す。
奥って――――!?
ヤナセの動きと言葉が意味深過ぎて、私の頭はパンク寸前になりそうです。
私がテンパっている間にも、ヤナセは親指が唇の隙間を割ってスルッと侵入してきた。
そして――――。
「あ……んんっ」
ヤナセは指でグイっと上顎を押し上げて、半開きになった口の奥を覗き込む――――。
「ふわぁぁぁ~!」
「大丈夫ですよ……しばらくこのままでいて」
「ふぅん……ん」
何事かと思って声を上げてみても、まともに言葉にならないし、ヤナセは口の中に潜りそうな勢いで覗いている。
『大丈夫』って、全然大丈夫じゃないんですけど!
歯医者の時もそうだけど、口の中を見られるって結構恥ずかしいんですけども――――!
そう心中で叫んだところで、ヤナセに届いていてもスルーされるだろう。
更に正面を向いたまま口を開け続けているから、唾液もかなり溜まってしまい、溢れ出して口端から流れ落ちる。
恥ずかしい――めちゃめちゃ恥ずかしい。
「ふっ……ふぅん……」
この状況から解放されたい気持ちを何とかヤナセに伝えようとしたが、発した思いは犬の鳴き声みたいになってしまった。
その声を聴いたヤナセは、また意味深に微笑みを浮かべると――――
「可愛い……ですね」
蕩けそうな程甘い声で、囁き返す。