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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
クスクス――――クス――――。
天使――――? 否、悪魔?
どちらにしても快楽の坩堝に、引きずり込まれるぅぅぅ。
私は必死に、天に向かって手を伸ばした――――。
「た……たすけ……」
「お目覚め……ですか」
「……て……え?」
「はい……」
「……あれ?」
「クスクス……おはようございます」
クスクス――――悪魔――――。
「じゃない!」
「待って……いきなり起きると、また眩暈が起きますよ」
「あ……すみません」
目の前の天使のように眩しく微笑み、悪魔のように妖しい色香を放つ講師は優しく私を抱き起してくれた。
「体調は……いかがですか?」
「はい、大丈夫……です」
正直ちょっと、大丈夫じゃないですけど!
ヤナセの胸に頬を寄せる形で支えられている状態に、寝起きなのに心拍数が一気に上昇してしまう。
これ絶対、寿命が縮まると思うんですけど――――。
「先ほどの……診察の結果なんですが……」
「は、はいっ」
ヤナセは私の頭に頬を当て、肩を両腕で包み込みながら話を続けてくる。
凄くときめくようなシチュエーションな感じもするんだけど、その診察さえもただの診察で終わらなかっただけに、今度は何をされるのかと緊張のほうが先立つ。
天使――――? 否、悪魔?
どちらにしても快楽の坩堝に、引きずり込まれるぅぅぅ。
私は必死に、天に向かって手を伸ばした――――。
「た……たすけ……」
「お目覚め……ですか」
「……て……え?」
「はい……」
「……あれ?」
「クスクス……おはようございます」
クスクス――――悪魔――――。
「じゃない!」
「待って……いきなり起きると、また眩暈が起きますよ」
「あ……すみません」
目の前の天使のように眩しく微笑み、悪魔のように妖しい色香を放つ講師は優しく私を抱き起してくれた。
「体調は……いかがですか?」
「はい、大丈夫……です」
正直ちょっと、大丈夫じゃないですけど!
ヤナセの胸に頬を寄せる形で支えられている状態に、寝起きなのに心拍数が一気に上昇してしまう。
これ絶対、寿命が縮まると思うんですけど――――。
「先ほどの……診察の結果なんですが……」
「は、はいっ」
ヤナセは私の頭に頬を当て、肩を両腕で包み込みながら話を続けてくる。
凄くときめくようなシチュエーションな感じもするんだけど、その診察さえもただの診察で終わらなかっただけに、今度は何をされるのかと緊張のほうが先立つ。