この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
再検査とか言われたら、今度こそ本気で昇天してしまう――――。
嫌でも――本当に体調が悪かったら、スクールにすら通えなくなるんじゃないの?
いつかは卒業する日がくるから、遅かれ早かれなのかもしれないけど――まだもう少し、通ってみたい――――。
検査結果への不安から、ヤナセの胸の中なのに悶々とし始める。
顔が見えなくても私の様子が伝わったのか、ヤナセは肩を抱いたまま、顔を覗き込むように頭を傾けてきた。
「きゃっ!」
突然ドアップで現れた超美形に、心臓が跳ねる。
何度も見ているのに、未だに免疫が付かない。
いちいちドギマギしている私の顔をヤナセは真横に傾けた顔で、ジッと見詰めてくる。
流れ落ちる髪が目と口元に掛かり、それすらも色っぽい――――。
「あの……診察の結果は?」
私の問いにヤナセは数秒の沈黙を溜めてから、ふっと口元に笑みを浮かべた。
「気に……なります?」
「えっ……」
その前振りって、どういう意味でしょうか――――?
やっぱり再検査をしなきゃダメとか?
でもぶっちゃけ、さっきのって本当に体調が分かったの?
いやいや! 心の中も見透かすヤナセドクターだもの――――きっと身体の隅から隅、あそこの奥の奥までお見通しに違いない。
嫌でも――本当に体調が悪かったら、スクールにすら通えなくなるんじゃないの?
いつかは卒業する日がくるから、遅かれ早かれなのかもしれないけど――まだもう少し、通ってみたい――――。
検査結果への不安から、ヤナセの胸の中なのに悶々とし始める。
顔が見えなくても私の様子が伝わったのか、ヤナセは肩を抱いたまま、顔を覗き込むように頭を傾けてきた。
「きゃっ!」
突然ドアップで現れた超美形に、心臓が跳ねる。
何度も見ているのに、未だに免疫が付かない。
いちいちドギマギしている私の顔をヤナセは真横に傾けた顔で、ジッと見詰めてくる。
流れ落ちる髪が目と口元に掛かり、それすらも色っぽい――――。
「あの……診察の結果は?」
私の問いにヤナセは数秒の沈黙を溜めてから、ふっと口元に笑みを浮かべた。
「気に……なります?」
「えっ……」
その前振りって、どういう意味でしょうか――――?
やっぱり再検査をしなきゃダメとか?
でもぶっちゃけ、さっきのって本当に体調が分かったの?
いやいや! 心の中も見透かすヤナセドクターだもの――――きっと身体の隅から隅、あそこの奥の奥までお見通しに違いない。