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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「再……検査とかじゃないですよね?」

おずおずと、ジッと凝視してくるヤナセに聞いてみる。

「再検査……したい?」

ひぃぃぃぃ――――!!

ヤナセの一言に色んな意味の衝撃が、一気に襲ってきて仰け反りそうになったが、肩をしっかりロックされていて、目を見開くことしか出来ない。

「クスクス……」

低くて甘美な微笑みが響く――――。

この微笑みは、天使? 
それとも――――悪魔?

身体に刻まれた快感が蘇り、ゾクゾクと背中を震わせた。

「あ……」

ただ微笑まれただけなのに、下腹部が疼いてしまう。

肌が熱を帯び、じっとりと汗ばんできた。

あぁ――本当にどこか悪いのかもしれない。
胸もお腹も、勝手にキュンキュンしてしまう。

このままだと、今度はお注射されちゃうかも――――注射、普通のかしら?

すっかり頭の中が、ピンクな宇宙になっている。

ヤナセの腕の中で私は、どんどん妄想の銀河系を広げていたが――――

「ご安心下さい……素晴らしい感度でした」

サラッと検査結果を言ってのけた主治医は、両腕を広げてハグロックを解除した。

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