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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
腕の圧力と高濃度の色香から解き放たれた反動か、フワッと浮いたような無重力感に襲われ、一瞬ヤナセの言葉が遠のきそうになる。
「え……」
――――感度良好って?
診察って、健康状態を調べていたんじゃないの――――!?
「あ、あの……どこか悪いとかは……」
「全然……大丈夫ですよ。どこもかしこも悪い所は、ございません」
「……それなら、良かった……」
悪い所がなくてほっとする筈が、何か腑に落ちない――――。
どこもかしこも問題ないなら、もっと早い時点で診察終わったんじゃないのかしら?
完全に煙に包まれている思考で、状況を把握しようと顔を顰めている私に、ヤナセは艶やかな笑顔で言ってきた。
「寧ろ……素晴らしい程に感じやすいお身体で、とてもエロティックでいらっしゃいました」
「……っ! エロ……て」
「はい……」
ダメ押しの、貴公子スマイルが炸裂する。
絶対――――診察じゃないぃぃぃ――――!
『お医者さんプレイ』だったんだ。
あれだけのことをされて、今更ながら改めて衝撃が襲う。
私はどこかで、診察と信じていたのだろうか――――。
口を半開きにして固まっている私に、ヤナセは再び顔を覗き込む。
「お疲れですよね……シャワーを浴びるのもお手伝いさせて頂きますので、ご安心下さい」
「へ……」
今、何て仰りましたか?
目を見開いてヤナセの顔を凝視すると、ニッコリと嬉しそうに微笑み返された。
「っ!!」
ひぃぃぃぃぃ――――本気で昇天させられるぅぅぅ――――!
「え……」
――――感度良好って?
診察って、健康状態を調べていたんじゃないの――――!?
「あ、あの……どこか悪いとかは……」
「全然……大丈夫ですよ。どこもかしこも悪い所は、ございません」
「……それなら、良かった……」
悪い所がなくてほっとする筈が、何か腑に落ちない――――。
どこもかしこも問題ないなら、もっと早い時点で診察終わったんじゃないのかしら?
完全に煙に包まれている思考で、状況を把握しようと顔を顰めている私に、ヤナセは艶やかな笑顔で言ってきた。
「寧ろ……素晴らしい程に感じやすいお身体で、とてもエロティックでいらっしゃいました」
「……っ! エロ……て」
「はい……」
ダメ押しの、貴公子スマイルが炸裂する。
絶対――――診察じゃないぃぃぃ――――!
『お医者さんプレイ』だったんだ。
あれだけのことをされて、今更ながら改めて衝撃が襲う。
私はどこかで、診察と信じていたのだろうか――――。
口を半開きにして固まっている私に、ヤナセは再び顔を覗き込む。
「お疲れですよね……シャワーを浴びるのもお手伝いさせて頂きますので、ご安心下さい」
「へ……」
今、何て仰りましたか?
目を見開いてヤナセの顔を凝視すると、ニッコリと嬉しそうに微笑み返された。
「っ!!」
ひぃぃぃぃぃ――――本気で昇天させられるぅぅぅ――――!