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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
ココアより濃厚な味わいが、疲れた身体を癒してくれるかのように甘く包み込む。
体力も使ってお腹も空いていたから、より一層美味しく感じて感激してしまう。
「凄く美味しいです!」
「そうですか……良かったです」
私の言葉に目を細めて微笑んでくれたヤナセの笑顔が、とっても優しく見えた。
この笑顔の人が、さっきまでフェロモン大放出で、羞恥プレイの数々を繰り広げていたのかと思うと、ヤナセの素顔はどれが本当なんだろうかと謎が深まる。
プライベートでも、このままってわけじゃないよね――――ヤナセのプライベートって、想像が付かないけど。
チョコミルクを味わっている私の横に並ぶように座ったヤナセは、私にぶつからないようにスマートに足を組み、膝に両手を重ねて置くと、頭を少し傾け、こっちを覗き込んできた。
一つ一つの動作が舞踊でもしているみたいに優美な動きで、つい見惚れてしまう。
どうやったらこんな生物が誕生するんだろ――――。
ストローを加えたまま固まっていると、ヤナセが更に首を傾けてニッコリ微笑む。
ドッキュ――――ン! 心臓、飛び出るわ――――っ!
不意打ちの笑顔に悩殺されかけたが、当のヤナセは自身の笑顔の殺傷能力など意に介せず、レッスンについて話し出した。
体力も使ってお腹も空いていたから、より一層美味しく感じて感激してしまう。
「凄く美味しいです!」
「そうですか……良かったです」
私の言葉に目を細めて微笑んでくれたヤナセの笑顔が、とっても優しく見えた。
この笑顔の人が、さっきまでフェロモン大放出で、羞恥プレイの数々を繰り広げていたのかと思うと、ヤナセの素顔はどれが本当なんだろうかと謎が深まる。
プライベートでも、このままってわけじゃないよね――――ヤナセのプライベートって、想像が付かないけど。
チョコミルクを味わっている私の横に並ぶように座ったヤナセは、私にぶつからないようにスマートに足を組み、膝に両手を重ねて置くと、頭を少し傾け、こっちを覗き込んできた。
一つ一つの動作が舞踊でもしているみたいに優美な動きで、つい見惚れてしまう。
どうやったらこんな生物が誕生するんだろ――――。
ストローを加えたまま固まっていると、ヤナセが更に首を傾けてニッコリ微笑む。
ドッキュ――――ン! 心臓、飛び出るわ――――っ!
不意打ちの笑顔に悩殺されかけたが、当のヤナセは自身の笑顔の殺傷能力など意に介せず、レッスンについて話し出した。