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ラブカルチャースクール+α
第26章 LOVE Lesson2 H
「お邪魔しても……大丈夫かな?」
同僚だからか、ヤナセの口調が少し変わった。
それだけでやたらドキドキしていまう――――。
ヤナセの声に、わちゃわちゃしていた四人が一斉にこっちを振り向く。
「お疲れ様です」
「おっ帰り~! 待ってたよ~!」
「遅っいよ!」
「お疲れ様っす! お茶の用意しますね!」
四人四通りの反応が面白いのと同時に、胸の奥がほっこり温かくなる。
色々言いつつも、自分をずっと待っていてくれたんだ――――。
「ただいま……です」
家に戻ってきたような気持で、帰還を告げる。
フォークダンスフォームのままヤナセに支えられて、ソファーまで連れて行ってもらう。
ソファーのスペース的には、ハヤトの隣が空いていた。
最後の締めとしては、次に待ち受けるのはハヤトのマッサージだから、座るならハヤトの横だろうか?
一応足取りは、その方向で向かっている。
前回ワタリの時にマッサージは中止になってしまったのもあってか、ハヤトは待ってましたと言わんばかりに両手を組んでわきわきと指を動かし、力を込めていた。
「たく、待ちくたびれるだろ」
難癖付けても今回マッサージの出番がありそうで、ハヤトは少し嬉しそうな表情を見せる。
そんなハヤトの愚痴なんぞ、全く気にした様子もなく、
「他のこと……していればいいだろう。マッサージなら、私でも出来るが」
ヤナセは涼しい顔でそう答えると、私をソファーにゆっくりと座らせた――――と思ったら、私とハヤトの間に割って入るように腰を下ろした。
同僚だからか、ヤナセの口調が少し変わった。
それだけでやたらドキドキしていまう――――。
ヤナセの声に、わちゃわちゃしていた四人が一斉にこっちを振り向く。
「お疲れ様です」
「おっ帰り~! 待ってたよ~!」
「遅っいよ!」
「お疲れ様っす! お茶の用意しますね!」
四人四通りの反応が面白いのと同時に、胸の奥がほっこり温かくなる。
色々言いつつも、自分をずっと待っていてくれたんだ――――。
「ただいま……です」
家に戻ってきたような気持で、帰還を告げる。
フォークダンスフォームのままヤナセに支えられて、ソファーまで連れて行ってもらう。
ソファーのスペース的には、ハヤトの隣が空いていた。
最後の締めとしては、次に待ち受けるのはハヤトのマッサージだから、座るならハヤトの横だろうか?
一応足取りは、その方向で向かっている。
前回ワタリの時にマッサージは中止になってしまったのもあってか、ハヤトは待ってましたと言わんばかりに両手を組んでわきわきと指を動かし、力を込めていた。
「たく、待ちくたびれるだろ」
難癖付けても今回マッサージの出番がありそうで、ハヤトは少し嬉しそうな表情を見せる。
そんなハヤトの愚痴なんぞ、全く気にした様子もなく、
「他のこと……していればいいだろう。マッサージなら、私でも出来るが」
ヤナセは涼しい顔でそう答えると、私をソファーにゆっくりと座らせた――――と思ったら、私とハヤトの間に割って入るように腰を下ろした。